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スカンクワークス

あのー( ̄△ ̄; Last-Modified: Sat, 08 May 2004 4:19:17 JST

VNC始めました

壊れていたマシン(旧FreeBSDマシン)をWindowsマシンとして再生するべく修理。ハードディスクとWindows XP、ビデオカードなどを買ってきて、ごちゃごちゃと入れ換え作業。無事にマシンはよみがえった。とは言うものの手持ちのディスプレイは1つしかなく、そちらはすでにLinuxマシンが占領している。さて困った。

本日のコンテンツ一覧

2004-04-17

スタイル戻した

この「グランド・ウェブ! ファンキー ヘタレ・ロード」も3年目に入った。この半年間ほぼ更新していないも同然なので、本当は3年目という実感があまりなかったりするんだが。

さて、スタイルシートを取り換えてみた。2002年の冬から2003年の夏頃という短い期間の間使っていたやつのリバイバル。ただし、当時とはページ構造を変えてあるので、大部分で新しく作り直している。

新しいスタイルシートを適用した画面

古いスタイルシートは代替スタイルシートとして置いておこうと思ったのだが、どうもやり方を忘れてしまっているようだ。content-typeを設定するPHPもうまく動いていないし、いろいろ見直さないと。

2004-04-19

モジラパーティに行ったずら(3)

春ウララ。おいらはこの季節になると現れるちょっとアブナイ人のようにフラフラと会場に吸い込まれていく。今年のMozilla.Party 5.0はオープンソースデスクトップを中心に話題を作っていくとのこと。あんまりWeb関連の話は期待できないかなぁ、と思っていたところで、「アレゲ」な知人に発見され取っ捕まってしまい、ものすごい勢いの「アレゲ・パワー」で引きずり回される( ̄△ ̄;。こーいう人がMozilla関連のイベントに現れるのが異常に意外なんだが、なんだかんだ言ってMozillaが広く普及しているということなのか。

今年最初の話題は「Mozilla Japan」。昨年発足した米国のMozilla Foundationは、Mozillaの知的財産の管理や開発のリーダシップを取る団体とのことで、従来のMozilla.Orgの主要メンバーが参加している。Mozilla Japanは、これに対応する日本側の活動拠点となる法人との位置づけとのことだ。先月3月にはヨーロッパにも同様の趣旨の法人「Mozilla Europe」が設置されており、日本の法人では以下のような活動内容を目指していくとのこと。

  • 国際化、日本語化の支援
  • 導入支援やユーザ/企業サポート
  • パートナー開拓、営業技術支援
  • オープンソースコミュニティへの支援と情報提供

昨年のセッションでMozillaの商用利用に関する話題が出ていたが、運用責任を果たすための強力な支援が不足しているという課題があったように思う。企業がサポートするブラウザの選択肢が増えることは、どこぞのお役所のようにMicrosoftに対して警戒心を抱いている団体に対する新しい動きを促すことになるのではないか、と感じている。国がLinuxを積極的に推進する動きを見せている今となってはなおさらだ。

かつてNetscapeはサーバからクライアントまでインターネットに関するすべてを抑えることで、企業を中心に大きなシェアを確保していた。Mozillaはサーバ製品こそ持っていないが、豊富なオープンソースのソリューションとのコンビネーションで企業に受け入れられていく可能性がある。

とはいうもののMozilla Japanはまだ米国のような資金面での保証がないし、どれだけの支持を得られるかも未知数。企業会員を募るようなことも考えているようだが、まずは商用利用に向けた数々の支援やライセンス利用の具体例の提示といった不明瞭点の解消をどれだけ迅速に行えるかが鍵になってくるのだろう。たとえば日経新聞とかから市場規模などに関する取材を受けた際にもちゃんと答えられる(今までもじら組ではそれができていなかったというわけではなく)スポークスマンの確保といった「ビジネスを見据えた活動」なども必要になってくるのかもしれない。

続いて今回のテーマである「オープンデスクトップの未来」に関して3つのセッションがあった。

1つ目は、もじら組の福沢俊(ゆきち)さんからMozillaに関する紹介。Mozillaはプロジェクト的には「ソースの公開、オープンな開発ツールの利用、特定の企業に限定しないオープンな体制」を特徴に、プロダクトとしては「コアから表層まで一貫作成、マルチプラットフォームでどのプラットフォームでも同じ機能・同じ動作をする(これは「欠点でもある」と述べていた)、単一のソースを維持している」製品である点などが上げられた。

こうした特徴をもち、またWeb開発に必要なさまざまな規格に対応している点をあげ、講演者独自の見解として、飽和したWebブラウザの機能の上にさらに何を付け加えていくかという課題に対しては「セマンティックウェブを構成するさまざまな規格のサポート、データ利用に必要な整形機能の提供」といったことを掲げていた。

また、Webブラウザ以外の利用法として、XULを利用したネットワークアプリケーションに必要な部品の提供、ソフトウエアへの組み込みを挙げ、マルチプラットフォーム展開、オープンな規格を採用することによって得られる開発効率、ソース入手の容易さといったメリット、そして仕様の変更による混乱、アプリケーションサイズの肥大化といったデメリットを紹介していた。

そういえばMozilla 1.0の頃だったか、当時のMozillaはユーザフレンドリなクライアントアプリケーションの提供よりも、インターネット利用に必要なテクノロジーの提供、Webアプリケーション開発のプラットフォームの提供といった課題を優先していた時期がある。この時期のおかげで、Mozillaを利用したさまざまなソフトが登場し、オープンソースデスクトップにおいてはデスクトップを構成する主要なコンポーネントの1つにまでなっている。だが、その一方でPC以外への展開に苦戦している(この分野は、国内ではNetFront、国外ではOpenWaveやOperaの天下だ)点を見ると、まだまだこれらの課題はデスクトップに限ったものというしかない。こういった用途も目指していく考えがあるのならば、組み込みLinuxのツールキットへの部品提供などを目指すプロジェクト(あるかどうかは知らないが)などで、アプリケーションサイズの減量化にチャレンジしていくのも手なのかもしれない。

続いてOpenOffice.orgのユーザ会の可知さんによる、OpenOffice.orgの水平展開に関する講演。場内アンケートも絡めたなかなか楽しい進行で、Windowsユーザが極端に少なく、LinuxやMacユーザが多く参加していることがわかるなど、今回のPartyの方向性をより浮き彫りにした内容だった。特に水平展開においては、プラットフォームサポートとともに地域サポートの問題も紹介。地域から中央コミュニティのフィードバックを行うとともに、地域での展開を盛り上げていくのは、今後オープンソースデスクトップに期待する(開発者以外の)人たちが参加してくる過程においては重要なことだろうと述べていた。OpenOffice.orgのユーザには年配の方もそれなりに存在するそうだ。

最後に産業技術総合研究所の須崎さんよりCDブートのLinux「KNOPPIX」でのディストリビューション構築に関する裏話の紹介があった。ディストリビューション提供という垂直展開を行う上で、ソフトウェアごとのインターフェースの違いや必要な日本語フォントや入力環境の不足、それを支える開発環境の整備など、まだまだ充実の必要性を感じる課題が多いことを述べていた。

次は京都大学経済学部の末松助教授による「オープンソースの社会貢献と起業家的事業創成」と題した講演。オープンソースを支える時代の潮流について触れ、非定形で判断を伴う流動的な業務分野に対してオープンなシステムやオープンな市場がマッチしていくといった話題を紹介。標準そのものの奪取でビジネスが成り立つ時代は終わりを告げ、標準の上に構築されたブランドやノウハウといったソフト面での付帯価値に対するビジネスが次の世代を構成するようになると述べていた。

ここからは2つの小セッションが並行進行。おいらはまず、PiroさんによるXULアプリケーションに参加。既存のWeb技術をベースにしたアプリケーション開発の説明は、Web技術しかわからないおいらにとっては分かりやすいものだと感じたが、ほかの人はどうだったかのだろうか。

フォームを拡張してアプリケーションに必要な要素を用意したものがXULという例えがあったが、既存のWebアプリケーションの開発から徐々にXULのパーツを取り込みながら慣れていく方法の提示もありなのかな、という感じもした。XULとXPCOMさえインストールしてあれば、InternetExplorerやOpera、SafariといったソフトからもXULパーツを利用できる、といったようになれば、Webアプリケーションの操作性はずいぶんと良くなるだろうに。

Piroさんの紹介にもあったけど、JavaScriptやDOMに関する知識の取得は必須。おいらはJavaScriptが全く駄目なので、XULなんてのははるか遠くにあるようなものの気がするのだが、以前にPiroさんがDOM入門を書き下ろしたりと、いろいろ手がかりになるものは断片的に存在する。こういった情報が徐々に集約されていって、いろんな人に開発の道が開けることを期待したい。

次にもじら組btmさんによるFirefox拡張機能の紹介。CSSエディタによるリアルタイムプレビューが可能なスタイルシート編集には、会場から驚きの声が上がっていたし、おいら自身、ここで紹介されたいろんなソフトは非常に興味を引いた。Amazonの書籍紹介ページのように、Firefox機能拡張もソフトの紹介にプラスして利用者のレビューや利用例が載っていると、入れるかどうかの判断がしやすくなるんだが、そういうのってあるのだろうか。

そういえばMozilla.Partyはマスコミの注目が薄いような気がする。所詮はユーザグループのイベントという見方もあるのだが、今回に関してもそういえば、これを取り上げたニュースはCNETの「オープンソースデスクトップに焦点をあてMozilla.Partyが開催」くらいしか目にしていないような気がする。ビジネス性が薄い点が、世間の関心を気にするマスコミをいまいち盛り上げさせない要因になっているのかもしれないが、Mozilla Japanの登場によって今後、Mozillaに対するマスコミの注目がどう変わっていくのか、それも少々気になるところなのだ。

2004-04-28

さりげないブレイクスルー

祭り、見てました。まぁDDI Pocketから久しぶりの新機種ということで大騒ぎになって、携帯電話ユーザからキモがられるという構図は、一時期のマカを見ているようでなんとも微笑ましい。

それにしても京セラから発表された新しいPHS「AH-K3001V」で注目となったのは、PCいらずのインターネット利用が可能になるとの触れ込みで、Operaが専用ボタン付で実装されたこと。Mozillaがそうであるように、Operaも多くのプラットフォームへ向けて、同じソースからポートされたブラウザを供給している。京セラが訴求するのは、WindowsやLinuxで使われているものと同じ機能(モバイルに不要な機能、たとえばホットリストとかスキン機能は削られていると思うけど)、同じレンダリングエンジンを使えるという点だ。

とはいうものの、PCとPHSではあまりにもスペックが違い過ぎる。その最もたるものが搭載メモリー量と画面サイズだ。Operaはメモリーがたくさん積まれた環境ではフルにその恩恵に預かり、メモリーの少ない環境ではできるだけメモリーを使わないように動作することが知られている。そのためどちらかというと、一度に読み込めるコンテンツの容量が先に、動作のボトルネックになるのかもしれない。

画面サイズについては、Opera 7で登場し、日本ではまったくと言っていいほど活躍の場がなかったSmall Screen Renderingがそのギャップを埋める。Small Screen Renderingは、画面デザインを携帯電話の画面にフィットするように再設計する機能。もう1つの組み込みブラウザの雄NetFrontにも、画面の横幅にフィットするように画像の大きさや最大幅を調整する機能があるが、Operaのそれは段組用テーブルの除去、画像である必要がない画像の代替テキストへの置き換えなど、他人様が構築したほーむぺーじデザインを積極的に作り直してしまう。

こんなものが当たり前になってしまったら、幅固定文字サイズ固定を絶対的な正義と信ずるほーむぺーじ製作者はたちまち、墨塗りの教科書を目の前にした軍国少年のように放心状態に陥ってしまうに違いない(本当に戦後当時そんな感じだったのかは、この際置いておいて)。

2ちゃんねるやスラドを見ていて、この機能を試したことのある人が少なかったことに気が付いたのは新たな発見。モバイル用に何も指定していないとデフォルトのスタイルシートが当てられるのだが、製作者側でスタイルを用意してWebページから指定することも可能だ。Small Screen Rendering適用時には、mediatypeがhandheldと指定されているスタイルシートが適用される。

Opera景気で「モバイル用からCSSを始めました」という人が出てこないかなぁ、とちょっとだけ期待。それがMovableType用のものであっても全然OKなわけだけども。

え、おいらはどうするのかって? 現行のCSSで十分モバイル端末に対応できるんだよね。画像の大きさはブラウザ側で調整してくれる訳だし。

モバイル用には無駄な情報を表示させたくないとか、段組解除キボンヌとかそういう人はぜひ挑戦を。

2004-04-29

VNC始めました

壊れていたマシン(旧FreeBSDマシン)をWindowsマシンとして再生するべく修理。ハードディスクとWindows XP、ビデオカードなどを買ってきて、ごちゃごちゃと入れ換え作業。無事にマシンはよみがえった。とは言うものの手持ちのディスプレイは1つしかなく、そちらはすでにLinuxマシンが占領している。さて困った。

ディスプレイ切り替え器とかそういうものを買うのも面倒だったので、休日のお楽しみということでVNCの設定をしてみることに。こういう画面を飛ばす類いのものは遙か20世紀の頃に使っていた記憶があるが、VNC自体は初めて。ディスプレイのつながっているWindows XPからLinuxの画面を呼び出す形になる。

というわけでSSH経由でLinuxにログインして、インストールされているパッケージのリストを見たところ、すでにVNCサーバが組み込まれている。VNCサーバそのものは自分のアカウントから「vncserver -geometry 800x600 -depth 24」といったかたちのコマンドで起動する。geometryで表示解像度、depthで表示色深度を指定している。初回起動時にパスワードを聞かれたので、任意のものを初回入力と確認の2回分入力する。

次にWindows側から、VNCクライアントでこのLinuxマシンにアクセスするのだが、IPアドレスとLinux側が求めてきた画面番号を合わせて「192.168.0.25:1」といったかたちで入力するのだが、相手先から接続を切られてしまう。SSHでアクセスできているので、ネットワークの問題ではない。

散々悩んだ揚げ句、Linux側で設定したファイアーウォールの設定の問題と気がつく。ローカルホストからVNCのポート番号である5901にアクセスできるのに、外部からは接続を拒否されてしまうのが発見のきっかけ。おいらが使っているFedora CoreなどKernel 2.4x系のLinuxは、/sbin/iptableというツールでファイアーウォール機能を実現している。ここに「/sbin/iptables -I INPUT -p tcp -m tcp -dport 5901 --syn -j ACCEPT」を実行、内容が「/sbin/iptables-save」に保存されているので、これを適当なファイルに落として、オリジナルの「/sbin/iptables」と入れ替えてLinuxを再起動。

これでWindows側のVNCの画面上にLinux側のXが表示されるようになった。とはいうものの、どうやらVNCが標準で指定しているWindowManagerはTWMの模様( ̄△ ̄;。いえ、せっかくFedoraを使っているミーハーにTWMを使わせるのはどうかと。

VNCからXを起動したときのinitファイルになるのは「.vnc/xstartup」。ここを開くと、やはりTWMが指定してある。xtermの起動とTWMの起動が書かれた2行をコメントアウトし、以下のような指定をしてあげる。

./vnc/xstartupの追加記述

  1. export XMODIFIERS="@im=kinput2"
  2. kinput2 -canna -cannaserver localhost &
  3. exec gnome-session

これでGnome2とBlueCurveを伴ったFedoraの美しいデスクトップが表示される。IMの指定もしたので、X用のかな漢字変換を使うこともできる。

VNC上で表示したFedora Core

速度なんだが、やはりちょっとアニメーションする部分の描画が遅い。Linux上でそれほどのビデオ性能を求めているわけではないのでこれでも問題ないのだが、とりあえずはこのあたりで手打ち。設定のツメやクローンを試してみるのは描画に我慢できなくなったらやってみよう。

それにしてもね、TeraTerm Pro使ってFedoraにアクセスして初めて気がついたんだけど、Fedoraの中の人はUTF-8で作業するんだね。UTF-8対応のSSHクライアント探さないと。

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